空そらから
この部屋へやにパラシュートが降おりて
君きみと僕ぼくの形かたちをした 部屋へやを造つくってる

ねえ君きみがゆっくりと 丁寧ていねいに喋しゃべり出だす時ときは
危険きけんなムードが漂ただようんだよ

だから僕ぼくの回線かいせんは色いろんな場所ばしょで 高速こうそくでクラッシュして
言葉ことばがカタカナみたいになっちゃう

愛あいする物ものはいっぱいあるけど 恋こいする人ひとは君きみなんだよ
こんなんじゃ疑うたがいは消けせないね

この部屋へやにパラシュートが降おりて
君きみと僕ぼくの形かたちをした 部屋へやを造つくってる

こんなに狭せまいシーツの部屋へやで 世界せかいを感かんじ合あう
今日きょうも同おなじ分ぶんだけ 満みたし合あおうよ

ねえここでは街中まちなかの時間じかんじゃなく
ふたりに合あわせた時間じかんが流ながれているんだよ

君きみの聞きき取とれない言葉ことばが 僕ぼくを幸しあわせにするんだよ
もっと虹色にじいろで歌うたって

この部屋へやにパラシュートが降おりて
君きみと僕ぼくの形かたちをした 部屋へやを造つくってる

薄明うすあかりで君きみの顔かおが 染そまって見みえるとき
僕ぼくは誉ほめられてる 気持きもちがするよ

寄よせて返かえす波なみのように 僕ぼくの砂浜すなはまに戻もどってくる
ずっと君きみに触ふれていたいねって
想おもい願ねがうことって変へんじゃないだろう

空そらから
この部屋へやにパラシュートが降おりて
君きみと僕ぼくの形かたちをした 部屋へやを造つくってる

空そらから
この部屋へやにパラシュートが降おりて
君きみと僕ぼくの形かたちをした 部屋へやを造つくってる