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よみがな
つぎ電車でんしゃくから」と 夕暮ゆうぐれまで きみていた 春色はるいろちいさなまち

このまちまれて こいをして なみだはなれておもむずかしさをり また季節きせつめぐ

きみだけに そっと つたえたくて あのさくら ずっと わらぬまま
見上みあげれば きっと あのかえれる そんな場所ばしょきみには あるから

いま自分じぶんきでいて ほしいけれど あのきみじないで いれるように

とおそらしたで あたらしい日々ひびなかきみきみのままで えてゆける いまはひとりでも

きみだけに そっと らせたくて いつまでも ずっと わらぬはな
またはるが きっと かせてくれたら やりなおせる 何度なんど

かなしいおもいが こころけずって しんじられるちから言葉ことばうばっても

きみだけに そっと つたえたくて あのさくら ずっと わらぬまま
見上みあげれば きっと あのかえれる そんな場所ばしょきみにはあるから