停電ていでんの夜よるには2人ふたり
ロウソクを1本立いっぽんたてて
その炎ほのおに支配しはいされた

そばにある余計よけいなものは
暗闇くらやみが隠かくしてくれて
飽あきもせずに見みつめ合あった

言葉以上ことばいじょうの告白こくはくは
眼差まなざしの向むこうにあるよ

君きみしかいない
君きみしか見みえない
このまま ずっと
僕ぼくのために
笑顔えがおを見みせて…

ロウソクが終おわる頃ころには
偶然ぐうぜんを味方みかたにつけて
今いまの気持きもち わかり合あえた

テーブル越ごしの接吻くちづけは
真実しんじつをひとつにしたね

君きみしかいない
君きみしか見みえない
このまま ずっと
僕ぼくのために
笑顔えがおを見みせて…
一番近いちばんちかくで
愛あいしていたいよ

激はげしい嵐あらしの夜よるだって
静しずかに時間じかんは過すぎて行ゆく
2人ふたりの瞳ひとみに映うつっていたのは
…永遠えいえん

君きみさえいれば
何なんにもいらない
未来みらいはすべて
君きみのために
奇跡きせきが起おきる
停電ていでんの夜よるは
何なにかが見みえるよ

君きみしかいない
君きみしか見みえない