知しらない間あいだに眠ねむってた 午後ごごの風かぜの中なかで
日ひに焼やけた鼻はな 汗あせばむ胸むね ぬるくなった缶かんビール
昨日きのうはあんなに傷きずついて ヒリヒリしてたのに
小ちいさくかけてたステレオから うれしい曲届きょくとどいた

夏なつに冬ふゆのうたで 涼すずしい夕暮ゆうぐれへ
祈いのるように季節きせつかんじて 今いま 瞳ひとみひらくの

ラッキープール 小ちいさな庭にわにだして 大おおきな海うみにしよう
豪華ごうかなバカンスじゃないけど たまにはいいもんね
きっと繰くり返かえす波なみのような日々ひびから 私わたしを探さがすでしょう
アクシデントさえ風かぜまかせ
「泣ないてもいいんだよ」
誰だれかが言いってた

開ひらいた花はなびら震ふるえてる 晴はれた空そらの下したで
古ふるびた時計捨とけいすてる勇気ゆうきを だんだんわかってく
あなたの笑顔えがおを見みていたら 胸むねがイタクなった
永遠えいえんなんてわからないけど 優やさしい人ひとになろう

恋こいは秋あきの夕陽ゆうひに 夜よるは春はるの国くにに
それはなぜか とても せつない

ラッキープール 小ちいさな庭にわにだして 大おおきな海うみにしよう
水面みなもにはみだすひざこぞう たまにはいいもんね
きっとこうして何気なにげない遊あそびを あなたと探さがすでしょう
ゆらめく未来みらいへ泳およいでる

「こわくなんかないよ」

ずっと続つづく水平線すいへいせんまで 大おおきく手てを振ふろう
まだ見みぬ明日あしたも風かぜまかせ
「見失みうしなわないで」
誰だれかが言いってた
夢ゆめが見みた?
魚さかなに夢ゆめで会あった
あっ!