潮風しおかぜと波音なみおとの響ひびきあい 水平線すいへいせんが夕日ゆうひを飲のみ干ほす その時ときを
二人ふたりで見送みおくる ただ静しずかに 夜よるの訪おとずれを 無数むすうの星ほしが彩いろどった
鮮あざやかに 星座せいざが静寂せいじゃくをかき鳴ならす このままじゃ 僕ぼくら泣なき出だしてしまいそうで
沈黙ちんもくを振ふり払はらうコトバを探さがしたけど 見みつからないそして、最後さいごのキスをした

きらきらな日々ひびを 駆かけのぼる君きみに ここからエールを送おくるよ
別々べつべつの道みちで 約束やくそくの地ちへそこで必かならず会あおう その時ときは とびきりの笑顔えがおで

テトラポッドに打うち砕くだかれる波なみ 鳥とりたちのはばたきが空そらに道みちを作つくった
僕ぼくはまだ 好すきな歌うたを手放てばなせぬまま この場所ばしょで 小ちいさな愛あいをあたためてる
いつ君きみが 帰かえってきたって きちんとまた その歌うたを 君きみに聞きかせられるように

時々ときどきこわくなる 大切たいせつなものは とても壊こわれやすいから
綺麗きれいな音おとをたて 崩くずれてく前まえに しっかりと抱だき止とめよう

きらきらな日々ひびを 駆かけのぼる君きみに ここからエールを送おくるよ
別々べつべつの道みちで 約束やくそくの地ちへ そこで必かならず会あおう
また 二人ふたりで笑わらったり また ふざけあったり
朝あさまで 気きままに語かたり明あかせるのも 生いきてるからなんだ
片方かたほうが死しんじゃったら けんかもできなくなるんだ
まず 生いきてればこそ