日ひだまりによりそって
きみと手てをふってわかれた
もうすぐ暮くれてく空そら
みんな消きえちゃいそうだ
みんな消きえちゃいそうだ

まちのおとがざわざわ
こどものこえきらきら
そっとまぶたをとじて
じっと耳みみをすました
きみのこえきけるかな

あいのかけらひとつ
なにもかわらない日々ひびから
おわりをかさねてひろがってく

街路灯がいろとうがちかちか
遠とおくで響ひびくサイレン
そろそろ夜よるはぼくらを
つつみこんでとおせんぼ
みんな消きえちゃいそうだ

そばにあるやさしさ
ぼくら忘わすれがちなんだ

あいのかけらひとつ
朝あさをあたらしい朝日あさひを
待まちつづけてぼくらは ああ
また見みつけてゆく ああ
また強つよくなってく さあ

ふれて ゆれて ふれて きえた