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あたえられたいのちすこしのかぜつくせば
そのかぜがり しろくもうごかしていくんだ

ときにあめらせたり ときに太陽たいようものぞかせる
緑育みどりそだって やがてをつけて ぼくらにちてくる

ひとというものまれて さみしさ かなしみ 不安ふあんった
それでもね それ以上いじょうにまだ よろこびもるだろう やさしさも

おさなころえがいていた ゆめのカタチとはちがうけれど
まえにあるあらたなみち そんなにわるいもんじゃないみたい
えりただかぜかん現在いますこつよしんじたら
おそれなどない ぼくらがいる 世界せかいはそれをっているだろう
はるおとずれのように

午前4時ごぜんよじをまわるころ 暗闇くらやみすこしずつける
不意ふい孤独こどくも そろそろ夜明よあけをかんじはじめた

あおわたそら つめても ゆめ希望きぼうはない
あなたの両手りょうて あなたの両足りょうあしすべてをつくるから

だからこそ またきずつけど あなたはひとあいするだろう
一人ひとりでは きられないって もうづいているから ともにイコう

まぼろしのようにかびえる ぼくらにあたえられた時間じかん
百年ひゃくねん瞬間過しゅんかんすぎる そんなに退屈たいくつではないみたい
夕暮ゆうぐれもねよるえて 朝日あさひとなりまれわるだろう
なみだもほら しずくとなり れてたゆめをそっとかすんだ
だれ邪魔じゃまなどしないだろう

おさなころえがいていた ゆめのカタチとはちがうけれど
まえにあるあらたなみち そんなにわるいもんじゃないみたい

まぼろしのようにかびえる ぼくらにあたえられた時間じかん
百年ひゃくねん瞬間過しゅんかんすぎる そんなに退屈たいくつではないみたい
あなたあいぼくみと現在いますこつよしんじたら
おそれなどない ぼくらがいる 世界せかいはそれをっているだろう
はるおとずれのように