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よみがな
人影ひとかげめられたスクランブル
退屈たいくつ映画えいがのようにてた

競争きょうそうのシステムとイズムに
むなしさをかんじながら

いまきみがいない
三度目さんどめなつがゆく
まだこの場所ばしょきる
きみさえ仲間なかまさえ
とおざけたまま

このサバイバルレース この孤独こどく
れても さけびたくなる
いそがしさで日々ひびをうめて
失望しつぼうからかおをそむけてる

あのなつめた時計とけい
りのかなしみよ

きみに いまいたい…

ふたりきなうみあるきながら
不意ふいきみなにおうとしたね

ほかだれこころめたきみ
くちづけは とおいぬくもり…

また太陽たいようしず
モザイクのまちめて
でもこの場所選ばしょえらんだ
おびえる素顔すがお
仮面かめんをつけて

このサバイバルレース この孤独こどくから
げるように アクセルんだ
湾岸線わんがんせん あかにじ
テールライトただして

なにもとなにしん
きみなに出来できたというの?
こころ身体からだ いためつけて
きる意味いみつづけても

あのなつてたなみだ
もう一度いちど あのうみ

きみに いまいたい…