花束はなたばにこぼれて落おちる
ナミダは空そらの色いろ
この世よで目めにした穢けがれを
すべて流ながすように

ひとり手懐てなずけた
寂さみしさの小鳥ことり
窓まどを越こえて行ゆく

おめでとう 心こころから
あなたへと 送おくりたい
昨日きのうまで探さがしつづけてきた
幸しあわせを抱だく迷子まいごの天使てんし
このとき
あなたのベールに 降おりるの

いくつもの夜よるに語かたった
コトバは月つきの色いろ
散ちってはまた咲さく夢ゆめを
なだめては眠ねむった

喜よろこび哀かなしみ
分わけ合あって人ひとは
優やさしさを知しるの

ありがとう 心こころから
あなたへと 伝つたえたい
どんな日ひもそばにいてくれた
宝石箱ほうせきばこの想おもい出でのなか
何なによりも
あなたの笑顔えがおが うれしい

恋こいした季節きせつの
切せつなさも
胸むねに忘わすれないでいて

おめでとう 心こころから
あなたへと 歌うたうから
今日きょうからは大切たいせつな人ひとの
微笑ほほえみ護まもる女神めがみとなって
いつまでも
変かわらぬあなたで いてほしい