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よみがな
とおくでとおくでれてる稲穂いなほうみ
目指めざしたおもへと
ぼくらは今日きょうまでのかなしいこと全部覚ぜんぶおぼえてるか、わすれたか

ちいさなにもいつからかぼくしてくつよ
れた葡萄ぶどう下泣したないてたからあるいた
ちいさなでもはなれてもぼくらはこのみちゆくんだ
いつかくる一番いちばんおも仕舞しまって

季節きせつうつり もうつめたいかぜ
つつまれてねむれ あのはるうたなか

ちいさなにもいつからかぼくしてくつよ
れたほほにはどれだけの笑顔えがおうつった
ちいさなでもはなれてもぼくらはこのみちゆくんだ
そしてくるぼくらもおも仕舞しまった

ちいさなでもいつのぼくしてゆくんだ
やがてくるあたらしい季節きせつひらいた