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ビルの隙間すきまづかれずに いていたもないはな
今年ことし季節きせつめぐっては しろ雪舞ゆきまりる

いつまでもそら見上みあつづけてた

れるこもれ さがしていた
ばすほど せつなくて
ふるえるゆめつつむように
やさしいかぜきぬける

まれた理由わけさえからずに ざわめきにうもれてる
このままれゆく運命さだめだと りながらもしんじてた

だれかが両手りょうてをそっとべた

あふれるなみだ こぼれるほど
かがや明日あすっている
あきらめながら きてくよりも
しんじることすくわれる

まれた奇跡きせき ほこれるように
どんな過去かこでも きしめる
くも隙間すきまひろがるように
こころまよれてゆく

れるこもれ さがしていた
ばすほど せつなくて
ふるえるゆめつつむように
やさしいかぜきぬける