飛とび出だすボクには理由りゆうがなんもなくて
1番いちばんホームと知しらない電車でんしゃ
ギターケース握にぎったら不安ふあんが音おとを立たてた
加速かそくする景色けしきはトンネルに途切とぎれて

親したしきものみな 変かわらないでと思おもった
終点しゅうてんの近ちかく ビルが空そらを埋うめてゆく

スピードをあげたら遠とおくまでゆけるかな
孤独こどくに汚よごれても 空そらだけは青あお
愛あいすべき人ひとよ それぞれ違ちがったあこがれの中なか
見みえない明日あしたでも 空そらだけは青あお

人ひとごみ 渋滞じゅうたい 埋うもれた夢ゆめに
働はたらく街まちは いつも水みずをさした
「あきらめてしまえ」と そう思おもったのに
今日きょうも小ちいさなステージから答こたえ探さがす

親したしき人ひとみな 幸しあわせにと思おもった
わかっているんだ 雲くもの上うえはいつも青あお

スピードをあげたら向むかい風かぜが強つよまる
足踏あしぶみが続つづいても 空そらだけは青あお
愛あいすべき人ひとよ それぞれ気きづいたあきらめの中なか
ブルーに染そまれど 空そらだってそう青あお

親したしきものみな 「おまえはゆけ」と言いう
振ふり返かえってみたら ひとつじゃない足跡あしあと

スピードをあげたら遠とおくまでゆけるかな
答こたえがそこになくても 空そらだけは青あお
愛あいすべき人ひとよ それぞれ学まなんだ悲かなしみの中なか
見みえない明日あしたでも 空そらだけは青あお

ブルーに染そまれど 空そらだってそう青あお