篝火揺かがりびゆらめく 十五夜じゅうごやの盛さかり場ば
月兎つきうさぎが踊おどり 星空ほしぞらむさぼる

僕ぼくたちはいつでも
小ちいさな場所ばしょで大騒おおさわぎしている

明あかりを落おとして 危険きけんを見みつけた
何なにが起おこっても 気きにしないでくれ
昨日きのうを無なくして 明日あしたを欲ほしがる
今日きょうが嫌きらいなら 勝手かってにしやがれ

重かさねる指先ゆびさき 思おもいつめたふりで
ノイズに響ひびかせる 軽かるいクッキー・コンプレイン

切きれるナイフのように
君きみの瞳ひとみは光ひかり輝かがやいている

快楽かいらくを覚おぼえて 孤独こどくを忘わすれた
今いましかないから 邪魔じゃましないでくれ
荒あれ地ちを目指めざした 理性りせいの季節きせつに
惰性だせいに任まかせて 夢ゆめを見みていたい

立たち去さる君きみの背中せなかに
印しるしつければ僕ぼくだけには分わかる

明あかりを落おとして 危険きけんを見みつけた
何なにが起おこっても 気きにしないでくれ
昨日きのうを無なくして 明日あしたを欲ほしがる
今日きょうが嫌きらいなら 勝手かってにしやがれ