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都会とかいの暮くらしに憧あこがれて
君きみは出でて来きたんだね
親おやや友達ともだちに 励はげまされて
東京とうきょうに着つくんだね
人ひとの歩あるくその早はやさや
人ひとの多おおさに驚おどろかされて
ぶつかる肩かたにも そ知しらぬ都会とかいに
きっと慣なれていくんだね
変かわる 変かわる
君きみの目めの前まえが 恐おそろしい早はやさで
変かわるな 変かわるな
君きみのその真まっすぐな瞳ひとみだけは
東京とうきょうに来くるのに 眠ねむれないほど
あたふた あたふた 悩なやんだんだろ?
親父おやじやおふくろの 反対はんたいを押おし切きり
あたふた あたふた 悩なやんだんだろう?
人ひとの間あいだに踏ふみ潰つぶされて
信しんじることさえ恐こわくなっても
それでも 奥歯おくばを噛かみしめて
君きみは生いきて行いくんだね
かなり古ふるくさいマンションだけど
フローリングの床ゆかが気きに入いった
東京暮とうきょうぐらし 初はじめての正月しょうがつ
都会とかいの初日はつひ 睨にらんでみた
午前6時48分ごぜんろくじよんじゅうはちふん
ビルの群むれから太陽たいようが昇のぼった
「今年ことしは田舎いなかに帰かえらないよ」と
わざと明あかるく言いってみたりした
変かわる 変かわる
君きみの目めの前まえが 恐おそろしい早はやさで
変かわるな 変かわるな
君きみのその真まっすぐな瞳ひとみだけは
東京とうきょうに来くるのに 眠ねむれないほど
あたふた あたふた 悩なやんだんだろ?
親父おやじやおふくろの 反対はんたいを押おし切きり
あたふた あたふた 悩なやんだんだろう?
夢ゆめが東京とかいの暮くらしの中なかで
どうか 消きえ失うせてしまわぬように
傷きずつき泣なく夜よるを数かぞえたら
この日ひの太陽たいよう 忘わすれぬように
君きみは出でて来きたんだね
親おやや友達ともだちに 励はげまされて
東京とうきょうに着つくんだね
人ひとの歩あるくその早はやさや
人ひとの多おおさに驚おどろかされて
ぶつかる肩かたにも そ知しらぬ都会とかいに
きっと慣なれていくんだね
変かわる 変かわる
君きみの目めの前まえが 恐おそろしい早はやさで
変かわるな 変かわるな
君きみのその真まっすぐな瞳ひとみだけは
東京とうきょうに来くるのに 眠ねむれないほど
あたふた あたふた 悩なやんだんだろ?
親父おやじやおふくろの 反対はんたいを押おし切きり
あたふた あたふた 悩なやんだんだろう?
人ひとの間あいだに踏ふみ潰つぶされて
信しんじることさえ恐こわくなっても
それでも 奥歯おくばを噛かみしめて
君きみは生いきて行いくんだね
かなり古ふるくさいマンションだけど
フローリングの床ゆかが気きに入いった
東京暮とうきょうぐらし 初はじめての正月しょうがつ
都会とかいの初日はつひ 睨にらんでみた
午前6時48分ごぜんろくじよんじゅうはちふん
ビルの群むれから太陽たいようが昇のぼった
「今年ことしは田舎いなかに帰かえらないよ」と
わざと明あかるく言いってみたりした
変かわる 変かわる
君きみの目めの前まえが 恐おそろしい早はやさで
変かわるな 変かわるな
君きみのその真まっすぐな瞳ひとみだけは
東京とうきょうに来くるのに 眠ねむれないほど
あたふた あたふた 悩なやんだんだろ?
親父おやじやおふくろの 反対はんたいを押おし切きり
あたふた あたふた 悩なやんだんだろう?
夢ゆめが東京とかいの暮くらしの中なかで
どうか 消きえ失うせてしまわぬように
傷きずつき泣なく夜よるを数かぞえたら
この日ひの太陽たいよう 忘わすれぬように