文字サイズ
よみがな
最後さいごわらった記憶きおく
おもせないほど
抜殻ぬけがらみたいな彼女かのじょ
すっかりわったまち
しだててる孤独こどく
ぼくにわけてくれないか
元通もとどおりのキミがたい

ざされた彼女かのじょのドアを
こわれるほど 何度なんどもノックした
こわがらないで
ほら キミは自由じゆう
このやまないあめ
れながらこう

がっかりしないでほしい
したたかな動物どうぶつ
目隠めかくしされたとしても
心配しんぱいしなくたっていい
キミだけのひかり
かんじれるようになれるさ
かくれている場合ばあいじゃない

てついた彼女かのじょそら
すこしだけ あおいスキマが
こわがらないで
ほら キミは自由じゆう
このやまないあめ
れながらこう

大人おとなになったかなしみに
えきれずむねいたくても
まよわないで
まだゆめ途中とちゅう
あのくもこうに
いま キミをしたい