つないだままの手てを
あなたのポケットへ
どんな言葉ことばより
確たしかな居場所いばしょをくれる

いつか暮くらし始はじめた部屋へやで
混まじりだしたふたつの匂におい
傍そばにいるだけで満みたされていくよ

ふたりならきっと これからも
幸しあわせを見みつけていける
本当ほんとうに人ひとを愛あいすること
あなたと知しりたくて

誰だれよりもずっと 傍そばにいたいよ
どんなに明日あすがみえない夜よるも
どうか ほどかないでいてね
つないだふたりの手てを

ひとり 苦にがいコーヒーを飲のみ干ほして
出会であったあの日ひから 寂さびしさの味あじも知しった

些細ささいなことでケンカしては
飛とび出だして迷まようたびに気きづく
あなたのいる場所ばしょが 私わたしの帰かえる場所ばしょ

ふたりならきっと これからも
涙なみださえも笑顔えがおに変かえる
本当ほんとうに人ひとを愛あいすること
あなたと知しりたくて

誓ちかうよりずっと 欲ほしい言葉ことばは
なによりも伝つたえたいことは
たったひとことだけでいいんだ
「あなたをあいしてる」

次つぎの秋あきも冬ふゆも傍そばにいて
かじかむ手て あなたのポケットで
暖あたためてほしい
痛いたみ 消けせなくても

ふたりならきっと これからも
幸しあわせを見みつけていける
本当ほんとうに人ひとを愛あいすること
あなたと知しっていく

誰だれよりもずっと 傍そばにいるよ
どんなに明日あすがみえない夜よるも
どうか ほどけないでいてね
ふたりの赤あかい糸いと

あなたを あいしてる