夢見ゆめみる丘おかでずっと うたた寝転ねころんでいたいだけの
夢追ゆめおい人びとじゃきっと うまくはいかないのさ
現実覗げんじつのぞけばぞっと 虚むなしさ横よこたわる道みちなり
続つづいてる道みちはちょっと 切せつない風吹かぜふいてら
いつからだろうか僕ぼくの見上みあげた空そらがやけに狭せまくて
肩かたをすぼめやちょうど いよいよ大人おとなになる
悲かなしみなんてそう ずっと いらない物ものだと目めを伏ふせてた
生いきていく為ためにゃちょっと 必要ひつようかもしれない

「ありがとう」を忘わすれてる街まちの歌うた
争あらそう様ように僕ぼくもまたそこにいた
果はてないストーリー 始はじまりはいつも今いま
蹴飛けとばす様ように 飛とび出だした光ひかりの中なか

実家じっかに帰かえる ずっと最近さいきんは顔かおも出ださなくなり
そろそろ今日きょうひょこっと まぁ顔かおでも出だすかな
忙いそがしい事ことをホント 言いい訳わけに今日溜息きょうためいきにする
振ふり返かえればほとんど ほら何なんにも無ないだろう
思おもい出での道みちを散歩さんぽ 懐なつかしい場所ばしょは変かわらぬまま
あの日ひの風かぜがビュッと まだ吹ふいてる気きがしたんだ
坂道さかみちを登のぼりふと 一息ひといきをついて見下みおろしたら
田たんぼに揺ゆれる稲穂いなほ 黄金色こがねいろがゆらゆら

「ありがとう」を忘わすれてる街まちの歌うた
争あらそう様ように僕ぼくもまたそこにいた
果はてないストーリー 始はじまりはいつも今いま
蹴飛けとばす様ように 飛とび出だした光ひかりの{中


ひ}の空なかもういいかい まぁだだよあの{日そらが笑わらいかける
もう一回闘いっかいたたかおう
夢見ゆめみる心忘こころわすれないで
心配しんぱいない 前まえを見みよう目めの前広まえひろがる 明日あすへの扉とびらが今いま
one more time 燃もやせ炎ほのおその胸むねに

泣なき出だすように 降ふり出だした僕ぼくの空そら
逃にげ出だすより 立たち向むかえ風かぜの中なか
めげないストーリー 始はじまりはいつも今いま
蹴飛けとばすように 飛とび出だした雨あめの中なか

「ありがとう」を忘わすれてた僕ぼくの歌うた
争あらそう様ように君きみもまたそこにいた
果はてないストーリー 始はじまりはいつも今いま
蹴飛けとばす様ように 飛とび出だした光ひかりの中なか

春夏秋冬はるなつあきふゆと顔色かおいろを変かえる景色けしきと空そら
僕ぼくらにほんのちょっと 似にているような気きがした
夢見ゆめみるだけでずっと うたた寝転ねころんで未来みらいだけを
手てに入いれようとずっとしていたかもしれない