- 文字サイズ
- よみがな
花はなの色いろは 移うつりにけりないたずらに オレを惑まどわせる 今昔いまむかし
三国一さんごくいち 天下一てんかいち そんな 小股こまた 切きれあがったいい女おんな
立たてば芍薬しゃくやく 座すわれば牡丹ぼたん だがあれは爆薬ばくやく 掴つかめばドカン
天真爛漫てんしんらんまん 天使様てんしさま 様々さまざまな謎なぞ 秘ひめたお姫ひめさま
それはくノ一いちのように 妖絶ようぜつに 吉祥天女きっしょうてんにょのように高潔こうけつに
瑞々みずみずしい肌はだはわらび餅もち しなやかに伸のびる 柳腰やなぎごし
仏ほとけ 物ものの怪け 東洋とうようの神秘しんぴ でたらめ でまかせ 想像そうぞうの域いき
数々かずかず 浮うき名な 通とおりを流ながすが 姿すがた 形かたち 何処どこにもあらず
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき
いろはにほへとも 疑うたがわしい オレにゃ 色香いろかに酔よえども 歌うたは無なし
騒さわがしい酒場さかばに憂うさ晴ばらし 行いっても 何処どこもその子この噂話うわさばなし
所詮叶しょせんかなわぬ 泡沫うたかたの夢ゆめに 構かまわず高鳴たかなる 裏腹うらはらの胸むねに
夢ゆめか現うつつか幻まぼろしでもいい 儚はかなく輝かがやく あの星ほしでもいい
夜毎よごと 日毎ひごと 想おもい募つのるばかり 今宵こよい 積つもる話はなし 紐解ひもといたらいい
惚ほれた ハレたの色恋沙汰いろこいざたに オレじゃだめかと いっそ問とい質ただし
慣なれない手てつき 筆ふでを手てにし 三行半みくだりはんならば それも縁えにし
丑三うしみつ時どき 君きみに近ちかづきに 闇夜やみよ 導みちびきは三日月みかづきに
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき
星ほしも少すくない 薄暗うすぐらい月明つきあかり 照てらされ 君きみは淫みだらフシダラに
雨上あめあがり 黒髪くろかみは艶あでやかに 種明たねあかしもせず 明あけ方がたに
晴はれ渡わたり 眩まばゆい朝日あさひの中なかに 清きよらかに 淑しとやかに 密ひそやかに
消きえてく 背せなに 手てのひら翳かざし 見みつめた先さきに 花簪はなかんざし
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき
三国一さんごくいち 天下一てんかいち そんな 小股こまた 切きれあがったいい女おんな
立たてば芍薬しゃくやく 座すわれば牡丹ぼたん だがあれは爆薬ばくやく 掴つかめばドカン
天真爛漫てんしんらんまん 天使様てんしさま 様々さまざまな謎なぞ 秘ひめたお姫ひめさま
それはくノ一いちのように 妖絶ようぜつに 吉祥天女きっしょうてんにょのように高潔こうけつに
瑞々みずみずしい肌はだはわらび餅もち しなやかに伸のびる 柳腰やなぎごし
仏ほとけ 物ものの怪け 東洋とうようの神秘しんぴ でたらめ でまかせ 想像そうぞうの域いき
数々かずかず 浮うき名な 通とおりを流ながすが 姿すがた 形かたち 何処どこにもあらず
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき
いろはにほへとも 疑うたがわしい オレにゃ 色香いろかに酔よえども 歌うたは無なし
騒さわがしい酒場さかばに憂うさ晴ばらし 行いっても 何処どこもその子この噂話うわさばなし
所詮叶しょせんかなわぬ 泡沫うたかたの夢ゆめに 構かまわず高鳴たかなる 裏腹うらはらの胸むねに
夢ゆめか現うつつか幻まぼろしでもいい 儚はかなく輝かがやく あの星ほしでもいい
夜毎よごと 日毎ひごと 想おもい募つのるばかり 今宵こよい 積つもる話はなし 紐解ひもといたらいい
惚ほれた ハレたの色恋沙汰いろこいざたに オレじゃだめかと いっそ問とい質ただし
慣なれない手てつき 筆ふでを手てにし 三行半みくだりはんならば それも縁えにし
丑三うしみつ時どき 君きみに近ちかづきに 闇夜やみよ 導みちびきは三日月みかづきに
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき
星ほしも少すくない 薄暗うすぐらい月明つきあかり 照てらされ 君きみは淫みだらフシダラに
雨上あめあがり 黒髪くろかみは艶あでやかに 種明たねあかしもせず 明あけ方がたに
晴はれ渡わたり 眩まばゆい朝日あさひの中なかに 清きよらかに 淑しとやかに 密ひそやかに
消きえてく 背せなに 手てのひら翳かざし 見みつめた先さきに 花簪はなかんざし
愛幻夢あいまぼろしゆめは恋絵巻こいえまき
愛幻あいまぼろしが手招てまねき