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よみがな
もなきちいさなはなでかまわない
だれかとおなをつけなくても
ながされつづけた日々ひびをふるよ
『たったひとつ』のいのちやすのさ

だれかとくらべるのはやめにしないか?
こたえはぼくなかだけでしかつけられない

あめにうたれたならたおれてしまうだろう
それでも明日あしたには平気へいきかおをして
何度なんどがるもなきただのはな
一輪いちりんもなきただのはな

場所ばしょえらべない 力尽ちからつきるまで
かけぬけてゆく このてまでも

なみだこらえることつよさではなかった
ぬぐいながら前向まえむけたよるおしえてくれた

あめにうたれたならたおれてしまうだろう
それでも明日あしたには平気へいきかおをして
何度なんどがるもなきただのはな
一輪いちりんもなきただのはな

何度なんどもくじけたぼくだけにわかること
きずけてあるいたひとにはわからないこと

あめにうたれぼくかさもささずある
たたかいをわすれたやつらがわらうだろう
それでもがるもなきただのはな
一輪いちりんもなきただのはな

ぼく羽根はねをもいだ 天使てんしのフリのひと
孤独こどくおそれてつくわら場所ばしょ
希望きぼうきつくせ そしてがるよ
焦土しょうどいたカンナのはなのように