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これ以上何いじょうなにくさないように きみをギュッとつよにぎったよ
そしたらね きみもすぐにぎかえしてくれた
あぁ ぼくはもう孤独ひとりじゃないんだな

そんなふうにしてたしかめっては たがいの存在意義そんざいいぎさがしてる
にしたって きしめたって またくしちゃうから
もうなにもいらないとちかったはずなのに

まち見下みおろせるおかきみすわって 世界せかい何色なにいろまるのかてたんだ

(あいされたいなあ…) ぼくはじめてそうねがっていたよ
もう大丈夫だいじょうぶだときみとなりわらうたび なぜかまた涙零なみだこぼれて

これ以上何いじょうなにのぞまないように ふかつむきみえがいたよ
あいしたり あいされたり まだれてないから
時々ときどき 無性むしょう不安ふあんになってしまう

明日目あしためめてもしもきみがいなくて 全部夢ぜんぶゆめだったら…だから今飛いまとした

(きみいたいなあ…) たったそれだけの理由りゆうさえあれば
どこまでだってぼくはしれるんだ この心臓しんぞうがたとえ悲鳴上ひめいあげたって

ひとりぼっちで かくれんぼしてた
あのぼくはもうここにいない だってきみつけてくれたから

こんなぼくでもきみとどけたい言葉ことばがあるんだ
それだけって今行いまゆくよ ほかなにもないけれどきみ笑顔えがおにしたいんだ

"以心伝心いしんでんしん"なんてしんじてない だから何万回なんまんかいうんだよ
あなたが そうあなたがあきれるくらいに
あふすアイのコトバを いま上手じょうずえないけど
ずっと ずっととどけるよ

これ以上何いじょうなにくさないように きみをギュッとつよにぎったよ