風かぜが変かわれば僕ぼくの道みちさえ少すこしは
ましになるだろ
「豊ゆたかさが君きみたちをダメにする」なんて
知しったこっちゃない

夢ゆめの法則ほうそくなど何処どこにもないはずさ

ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
目当めあても何なにもないけれど
すぐ、ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
みだらな気持きもち ぶらさげて

草くさむらに寝ねころんで
逆さかさの星ほしくず 目めを凝こらしてた
流ながれ星見ぼしみつけたよ
でも願ねがい事ごとがわからない

人ひとを愛あいすること 生いきてくこと 死しぬこと

ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
目当めあても何なにもないけれど
すぐ、ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
みだらな気持きもち ぶらさげて

ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
目当めあても何なにもないけれど
すぐ、ポケットを空からにしてさあ旅たびに出でようよ
みだらな気持きもち ぶらさげて

こんな架空かくうの運命うんめい…
壊こわして明日あしたへ旅立たびだつ僕ぼくら
ブリキの街まちをあとに
高たかくその旗はたを振ふりかざせ
振ふりかざせ