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わすれたくて わすれたくて
おもにできなくて…
きみかみが そのなみだ
あめれてにじんでゆく

「さよなら…」と きみはそっとちいさなこえつぶや
人混ひとごみのこうへと とおざかってく

わすれたくて わすれたくて
おもにできなくて…
このいたみも この孤独こどく
あめたれてせたなら

ふたりごした日々ひびいま
こんなにあざやかなままなのに…

すれちが人混ひとごみに ぼくはただながされ
時間じかんはもうもどらないと いま づいた

わすれないで わすれないで
おもきしめて…
きみのことが あの笑顔えがお
むねおくへ あふれてゆく

はなれていても いつも きみ
わらぬ笑顔えがおであるように…

Ah さよならさえ 季節きせつぼくえてゆくから

いつのにか いつのにか
おもわるまで…
このせつなさ このいとしさ
しっかり めてく

いつのにか いつのにか
おもわるまで…
まえいて まらないで
明日あしたあるつづけてく

わすれないで わすれないで
おもになる そのまで