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港みなとの端はし ここに着つくまで
淡あわい期待束きたいたばねて眠ねむり
うたた寝ねつつ波なみの調しらべに
何度目なんどめかの終おわりを知しれば
忘わすれようと そう呟つぶやいて
いないはずの見送みおくる影かげを
色重いろかさねたテープを分わけて
探さがしていた 諦あきらめていた
仕方しかたないと そう答こたえを見みつけた
一切いっさい 一切いっさい 詰つめ込こんで
旅立たびだつ船出ふなでの時ときを待まつ
揺ゆらぐ足あしに体取からだとられて
しゃがみ覗のぞき見慣みなれた影かげを
ぼやけている幻まぼろしなの
嘘うそじゃないと 遠とおく姿見すがたみつけた
一切いっさい 一切いっさい 受うけ取とって
旅出たびでる岸辺きしべの君きみを待まつ
小ちいさく 小ちいさく 離はなれ浮うく
汽笛きてきよ 待まってよ あと少すこし
伝つたえられることのない
言いえたはずの言葉ことばよ
一切いっさい 一切いっさい 受うけ取とった
旅出たびでる岸辺きしべの君きみを待まち
小ちいさく 小ちいさく 離はなれ浮うき
汽笛きてきよ 待まってよ あと少すこし
淡あわい期待束きたいたばねて眠ねむり
うたた寝ねつつ波なみの調しらべに
何度目なんどめかの終おわりを知しれば
忘わすれようと そう呟つぶやいて
いないはずの見送みおくる影かげを
色重いろかさねたテープを分わけて
探さがしていた 諦あきらめていた
仕方しかたないと そう答こたえを見みつけた
一切いっさい 一切いっさい 詰つめ込こんで
旅立たびだつ船出ふなでの時ときを待まつ
揺ゆらぐ足あしに体取からだとられて
しゃがみ覗のぞき見慣みなれた影かげを
ぼやけている幻まぼろしなの
嘘うそじゃないと 遠とおく姿見すがたみつけた
一切いっさい 一切いっさい 受うけ取とって
旅出たびでる岸辺きしべの君きみを待まつ
小ちいさく 小ちいさく 離はなれ浮うく
汽笛きてきよ 待まってよ あと少すこし
伝つたえられることのない
言いえたはずの言葉ことばよ
一切いっさい 一切いっさい 受うけ取とった
旅出たびでる岸辺きしべの君きみを待まち
小ちいさく 小ちいさく 離はなれ浮うき
汽笛きてきよ 待まってよ あと少すこし