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すくしろひか足元あしもと
うなだれたかたもるゆき
まるでつばさのように
そしてつつむように
予報よほう天気てんきだけじゃなく
ちいさなはじまりさえもはずして
せつなさをまぎらわす
こぼちる言葉ことば
くすんでえる風景ふうけい
さむさに気持きもちをかさねても
ためいきいろ
きみたりまえのようにうなずきと
あるいはっている
それにはおよばない
こたえようとしてるこえになってない

何処どこまでもつづしろみち
なら街灯がいとうらしてる
オレンジじりのあかりが
かげつつむように
まつげにいたふゆはな
見慣みなれた景色けしきちがってえるよに
せつなさをまぎらわす
こぼちる言葉ことば
くすんでえる風景ふうけい
はなさきつめたさが
なに心地ここちよくって
ドアをけざまにちいさなあかりから
ぼくらをつないでる瞬間しゅんかん
あてもしたあし
意識いしきしないでゆっくりせば

さむさに気持きもちをかさねても
ためいきいろ
だらしないシャツとうつくしい名前なまえ
背中せなかつめ
きみにもわかるかな
きみたりまえ
うなずきをっている
そうちいさなおどきと
けざまにつないでる

きみたりまえ