乾かわき掠かすれた掌てのひらを 祈いのり答こたえ重かさね合あわせ
願ねがい繰くり返かえす日常にちじょうの 遠とおい過去かこへ消きえた

淡あわく滲にじむ街路樹がいろじゅの 揺ゆれる視線しせんをその先さきへ
生うまれ消きえる夜更よふけ前まえ 祈いのる事ことさえも忘わすれて

今一いまひとつ、二ふたつ 想おもい出だす様ように 見慣みなれた空描そらえがく様ように
生命線せいめいせんに落おちた手て ただ時ときは過すぎて行ゆく

冷つめたい雨あめに震ふるえた声こえ 幼おさない日々ひびを知しる
まだ夢ゆめは白しろの空白くうはくで 落おちてゆく彼かれらは何処どこへ行ゆく
こぼれた掌てのひらから 儚はかなげな意味いみを知しる
まだ紅あかく染そまる静寂せいじゃくの 景色けしきさえ形かたちを変かえる様ように

今いま ひとつ ふたつ、、、

冷つめたい雨あめに震ふるえた声こえ 幼おさない日々ひびを知しる
まだあれは白しろの空白くうはくで 落おちてゆく彼かれらは何処どこへ行ゆく
こぼれた掌てのひらから 儚はかなげな意味いみを知しる
まだ紅あかく染そまる静寂せいじゃくの 景色けしきさえ形かたちを変かえる様ように

また変かえる様ように