小ちいさくうごく
くちびるが 愛いとしい
眠ねむるあなたの横顔よこがおを
もうしばらく 見みていたいよ

小ちいさな声こえで
名前なまえを呼よんでみる
聞きこえてるの?
気きのせいなの?
いつも少すこし 微笑ほほえむんだ

あなたが ただ ここにいれば
それだけでいいの
どうしてだろう 涙なみだが出でるよ
悲かなしくなんか ないのに

ねぇ もしこれが
愛あいすることならば
きっと私わたし ひとしずくも
知しらないまま 生いきていた

あしたも また 同おなじように
笑わらい合あいたいね
どうしてだろう 心こころの中なかは
強つよくて とても 弱よわいよ

ねぇ あきれるほど
あなたが 愛いとしい

この世界せかいが 終おわる日ひまで
わたしだけは 見みつめてるよ