僕ぼくの心こころが見みえるだろうか?
月つきの光ひかりに照てらされながら
帰かえる道みちがわからなくて座すわり込こむ
気休きやすめの旅たびが薬くすりにならず
感情かんじょうをプレスしたままで終おわって
曇くもり空ぞらは黙だまりこんだ
寂さびしい夜よるはいつも残酷ざんこくなほど用意よういされてる

cloudy sky 昨日きのうまでの僕ぼくを動うごかした声こえが消きえていく
これからの僕ぼくは単純たんじゅんにもっと靴くつを鳴ならして行ゆける

僕ぼくの心こころがわかるだろうか?
誰だれかに強つよく愛あいされたいと
望のぞんでいるのに求もとめてないんだ
たぶん両手りょうてを差さし出だされると
花束押はなたばおしつけられたように
その香かおりに背せを向むけるよ
欲ほしいものはいつもどこか望のぞんだ姿すがたではなく

cloudy sky 雨あめになったらこの物語ものがたりは悲かなしいだけになる
薄暗うすぐらい空そらに見みえないままの優やさしさ甘あまえたいから

cloudy sky 昨日きのうまでの僕ぼくを動うごかした声こえが消きえていく
これからの僕ぼくは単純たんじゅんにもっと靴くつを鳴ならして行ゆける