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そんじょそこらの流儀りゅうぎなどいらない
風かぜを詠よめる者ものだけが明日あしたを生いきるのさ
掴つかまされた剣けんより素手すでで感かんじろ
時ときに勇者ゆうしゃであることよりも
時代じだいの手足てあしになり
ひたすらに戦士せんしであり続つづけた者もの
天てんと地ちが笑わらいかける
濡ぬれてる虎とらの手てのひらで
暴あばれる鹿しかの角つのつかみ
背中せなかの鱗うろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに
たえず威嚇いかくして身みを守まもるより
厳いかつい滝たきを登のぼれるのならば
そこらの魚さかなでも竜りゅうになれるものなのさ
並ならんだラクダの頭あたまで
静しずまる鷹たかのツメを研とぎ
迷まよわぬ蛇へびの首抱くびだいて
ウサギの目めに嘘うそをつかず
大河たいがを一人ひとりで
渡わたる前まえの高鳴たかなる動悸どうきよ
真しんの敵てきを今見極いまみきわめるのに
力ちからはいらない
濡ぬれてる虎とらの手てのひらで
暴あばれる鹿しかの角つのつかみ
背中せなかの鱗うろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに
並ならんだラクダの頭あたまで
静しずまる鷹たかのツメを研とぎ
迷まよわぬ蛇へびの首抱くびだいて
ウサギの目めに嘘うそをつかず
風かぜを詠よめる者ものだけが明日あしたを生いきるのさ
掴つかまされた剣けんより素手すでで感かんじろ
時ときに勇者ゆうしゃであることよりも
時代じだいの手足てあしになり
ひたすらに戦士せんしであり続つづけた者もの
天てんと地ちが笑わらいかける
濡ぬれてる虎とらの手てのひらで
暴あばれる鹿しかの角つのつかみ
背中せなかの鱗うろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに
たえず威嚇いかくして身みを守まもるより
厳いかつい滝たきを登のぼれるのならば
そこらの魚さかなでも竜りゅうになれるものなのさ
並ならんだラクダの頭あたまで
静しずまる鷹たかのツメを研とぎ
迷まよわぬ蛇へびの首抱くびだいて
ウサギの目めに嘘うそをつかず
大河たいがを一人ひとりで
渡わたる前まえの高鳴たかなる動悸どうきよ
真しんの敵てきを今見極いまみきわめるのに
力ちからはいらない
濡ぬれてる虎とらの手てのひらで
暴あばれる鹿しかの角つのつかみ
背中せなかの鱗うろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに
並ならんだラクダの頭あたまで
静しずまる鷹たかのツメを研とぎ
迷まよわぬ蛇へびの首抱くびだいて
ウサギの目めに嘘うそをつかず