文字サイズ
よみがな
そんじょそこらの流儀りゅうぎなどいらない
かぜめるものだけが明日あしたきるのさ
つかまされたけんより素手すでかんじろ
とき勇者ゆうしゃであることよりも
時代じだい手足てあしになり
ひたすらに戦士せんしでありつづけたもの
てんわらいかける

れてるとらのひらで
あばれる鹿しかつのつかみ
背中せなかうろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに

たえず威嚇いかくしてまもるより
いかついたきのぼれるのならば
そこらのさかなでもりゅうになれるものなのさ

ならんだラクダのあたま
しずまるたかのツメを
まよわぬへび首抱くびだいて
ウサギのうそをつかず

大河たいが一人ひとり
わたまえ高鳴たかな動悸どうき
しんてき今見極いまみきわめるのに
ちからはいらない

れてるとらのひらで
あばれる鹿しかつのつかみ
背中せなかうろこにまたがり
喉元逆鱗触のどもとげきりんふれずに

ならんだラクダのあたま
しずまるたかのツメを
まよわぬへび首抱くびだいて
ウサギのうそをつかず