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なつ花火はなび おさなおもひらひらり
星空映ほしぞらうついろとりどり じればなつかしきにお

ラムネのビーだまうつるオレンジ にぎわう人夏祭ひとなつまつ囃子ばやし
はぐれぬようあせばむつなこいしい浴衣姿近ゆかたすがたちかいがとお
せみ声雨上こえあめあがりのかお2人迷子小ふたりまいごちいさく
風車回かざぐるままわ不安ふあん期待きたい 記憶きおく中君なかきみ鮮明せんめい

なつ花火はなび おさなおもひらひらり
星空映ほしぞらうついろとりどり じればなつかしきにお

カモメしずまりかえうみ 潮風しおかぜのいたずらみだがみ
波打なみうぎわはしゃぐ裸足はだしたち わけもなくたださけんだ二人ふたり
わかさとおないろした水面みなもけた夕日ゆうひもぐりだすころ
かさなったふたつの影一かげひとつに その足跡あしあと今波いまなみさら

せてはかえなみ おさなおもきらきらり
しぶきいろとりどり じればなつかしきにお

きみんだ 季節きせつがまた今年ことしめぐりくる
おもはまた 色褪いろあせぬままこころみゃく

はなたれ小僧少年こぞうしょうねんになり きみ出会であってせつなさを
そのおもぎておおきくなり うしなって気付きづいた大切たいせつ意味いみ
不意ふい無意味むいみいま無性むしょういたくなるよきみ
月日つきひよう 俺大人おれおとなにしてもなつたび

なつ花火はなび おさなおもひらひらり
星空映ほしぞらうついろとりどり じればなつかしきにお