- 文字サイズ
- よみがな
空そらに何なにか蠢うごめいている
幻まぼろし 白しろい影かげ
頭あたまの中なか 写うつし出だされた
不気味ぶきみな傷跡きずあと
黒くろい髪かみを掻かき上あげて 笑わらってあげる
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
差さし出だされた様々さまざまな手てと
頼たのもしい甘あまい声こえ
暗くらい道みちを抜ぬけ出だしたくて
あなたを選えらんだ
ここに居いないで済すむなら どこでもよかった
何なにかがまた始はじまって
私わたしの中なか 現あらわれては消きえる
傷きずだらけの体からだ 眺ながめたら
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
救すくわれたと笑わらったら
あなたはまた 私わたしに救すくわれる
何なにかが居いる 私わたしを見みている
イエナイ傷きずは 私わたしの中なか
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
幻まぼろし 白しろい影かげ
頭あたまの中なか 写うつし出だされた
不気味ぶきみな傷跡きずあと
黒くろい髪かみを掻かき上あげて 笑わらってあげる
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
差さし出だされた様々さまざまな手てと
頼たのもしい甘あまい声こえ
暗くらい道みちを抜ぬけ出だしたくて
あなたを選えらんだ
ここに居いないで済すむなら どこでもよかった
何なにかがまた始はじまって
私わたしの中なか 現あらわれては消きえる
傷きずだらけの体からだ 眺ながめたら
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう
救すくわれたと笑わらったら
あなたはまた 私わたしに救すくわれる
何なにかが居いる 私わたしを見みている
イエナイ傷きずは 私わたしの中なか
何なにかがまた始はじまって
私わたしの前まえ 現あらわれては消きえる
肩代かたがわりをしたような顔かおで
笑わらってと 誰だれかがまた言ゆう