夕暮ゆうぐれとふたりの笑わらい声ごえ
甘あまく切せつない予感よかん
「またね」って交かわしたひとことは
どんな言葉ことばより心こころつなげた
ほっぺに出来できるたての線せんも
どうしようもなくいとおしくて
ピアノにきいてみるよ
この出会であいはとくべつなんだ

ああ うつくしいかたち
ふたり触ふれ合あったその瞬間しゅんかん
小ちいさな心臓しんぞうを駆かけ抜ぬけ
すべてを乗のせて廻まわりだす

今日きょうのとびらを開あける時とき
どんな顔かおで笑わらおうか
そこにいるたくさんの人ひとに
どんな声こえで話はなそうか

ああ うつくしいかたち
聴きいたことのない音おとを出だして
小ちいさな体からだを誘さそうよ
まだ知しらぬ星ほしの果はてまで

夕暮ゆうぐれとふたりの笑わらい声ごえ
続つづくひとつのシーン
ゆき場所ばしょのないこの感情かんじょうを伝つたえて

ピアノピアノ
この強つよい気持きもちを
伝つたえて
伝つたえて
伝つたえて