ゆきなさい 2月にがつの雨あめの中なか
一ひとつの傘かさと 甘あまいキャンディをあげる
ゆきなさい 胸むねを張はってひとり
いつかきっと 気きづけば忘わすれて
笑わらっているのでしょう

あたりまえの 右手みぎてのぬくもりも
心地ここちいいにおいも 洗あらい流ながされてゆく

ララレインレイン
もしもこれが 雪ゆきだったら
小ちいさな箱はこに集あつめてしまっておけるのに
まだ恋こいを 終おわれない

近ちかくでは気きづけなかった苦くるしみも
きみの涙なみだも 今見いまみえてしまうのはなぜ?

歩あるいてく 冷つめたい雨あめの中なか
瞼まぶたの奥おくに いつまでも残のこる
どうして 今頃いまごろ 思おもい出だすんだろ
きみの とびっきりの あの笑顔えがお
わたしは まだ 好すきなんだ
いつまでも きっと 好すきなまま

ララレインレイン
もしもふたり 戻もどれるなら
小ちいさく裂さけた傷きずを繋つないでおけるのに
きみの最後さいごの 甘あまいことば
足首あしくびに絡からみ付ついて
ここから ちっとも 動うごけない
ああ わたしは
まだ 恋こいを 終おわれない

眺ながめてた 雨あめが 全部洗ぜんぶあらい流ながすのを