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Vermillion ぼくらはきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとはおもわない

っすぐぎるきみだから
自分じぶん椅子いすえないと
ふゆえだのようにぽっきりれるようで心配しんぱいなんだ
あの日丸ひまるめたままの紙切かみきれをけてはしってった
ぼくおぼえていて―
ゆび文字もじをなぞっては 大声おおごえいた夕映ゆうば

Vermillion ぼくらはきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとはおもわない

らぬにつくってた
かすりきずからあふれる
そのあかいとしいもの
れずにつめていたよ

まどそと気配けはいきみびながらしゃがみんだ
ぼくはこの世界せかいすべてをってはいけない
たとえきみをなくしても

Vermillion ぼくらのなかしずかにながれてるものは
Vermillion あのそらよりあかはげしいものだよ
あかはげしいものだよ

無性むしょうのどかわくのはぼくまれはじめた
きたいというさけびたいほどの真実しんじつ

Vermillion ぼくらはきることにしがみついたけれど
Vermillion それを格好悪かっこわるいとはおもわない
Vermillion ぼくらのなかしずかにながれてるものは
Vermillion あのそらよりあかはげしいものだよ
あかはげしいものだよ