ぽっかり浮うかんだ
雲くもにのれたなら あの人ひとに 会あいにいけるかな?
偶然ぐうぜんのふりして
手てを振ふったなら あの人ひとは 迷惑めいわくかな? 照てれるかな?

新あたらしい季節きせつを告つげる 風かぜに吹ふかれ 空そらを見上みあげる でも

あたたかく朗ほがらかな笑顔えがおに
どこまでも まぶしくゆれる笑顔えがおに
もう一度会いちどあいたいな

ぽっかりあいた穴あな
気休きやすめの言葉ことば その声こえも 風かぜに踊おどってる
こころのすきまに
現あらわれては消きえる 影かげはただ せつなくて つれなくて

新あたらしい季節きせつを告つげる 風かぜに 凍こごえ手てを合あわせる でも

あたたかく朗ほがららかな笑顔えがおに
どこまでも まぶしくゆれる笑顔えがおに
もう一度会いちどあいたいな

いつかきっと もう一度いちどここで会あえること
いつかきっと もう一度いちどそっと伝つたえよう
また会あえたねって もう一度いちどぎゅっと抱だきしめて
また会あえたねって もう一度いちどそっと手てを振ふって
どこまでも 続つづいてゆく 空そらの下した