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よみがな
最後さいご景色けしきまるドアこう うつむいたまま
とおざかるきみ

はじめてったおもすよ
マフラーに顔隠かおかくしろ天使てんし
はなれてく列車れっしゃ まぼろしのよう
なかわたしそびれたかんコーヒー

ゆきまちゆきまちおもだけがとおぎてゆく
ぼくあるせず きみをまだ見送みおくってる

1日いちにちわり
からっぽのポスト かぜられて 季節きせつめぐ

ふかもれたあかはこなか
いまだきみからの便たよりはない
ワガママでみんなこまらせてないかい?
なんて 一人ひとりつぶやいてみても

ゆきまちゆきまちおもだけをもらせてゆく
ぼく相変あいかわらず きみをたださがしてる

えたまち 雪明ゆきあかりでキスをした
シアワセなはずが ほんとうはすごくこわかった
きみはなぜだか いまにもえてしまいそうで

ゆきまちゆきまちおもだけがとおぎてゆく
ぼくはまだここにいて
るはずのないきみっている っている