人ひとは誰だれもが星ほしをさがして歩あるき続つづけてる
窓まどを開あけると目めの中なかに こぼれるほどの星空ほしぞら
落おちて行いく奴やつもいる きらめき続つづける者ものもいる
どこに行いけばいいかわからない
雨あめが降ふる その前まえに歩あるき出だす

ライトの海うみに拍手はくしゅの波なみがよせては引ひいていく今夜こんや
昔むかしホールでまばらな客きゃくを相手あいてにしたこともある
つらい夜よるをいくつも 夜よるをいくつも越こえてきた
一度いちどだけ 泣ないたこともある
でもそれも今いまは遠とおい昔むかしのことさ

次つぎの町まちへ 次つぎの町まちへ
バスに乗のって 夜汽車よぎしゃにゆられ
俺達おれたちが生いきる場所ばしょへ 俺達おれたちが歌うたう場所ばしょへ
めざして進すすんでゆく

終おわりを告つげるアナウンス
それをかき消けす嵐あらしの声こえ
今夜こんやの客きゃくは素敵すてきだった 熱あつい夜よるがとけてゆく
冷つめたい雨あめの降ふる中なかを長ながい列れつをつくってくれた
だから 俺達おれたちを呼よぶステージへ
俺達おれたちを呼よぶ声こえに 手てをひろげて

次つぎの町まちへ 次つぎの町まちへ
バスに乗のって 夜汽車よぎしゃにゆられ
俺達おれたちが生いきる場所ばしょへ 俺達おれたちが歌うたう場所ばしょへ
めざして進すすんでゆく