立たち並ならぶビルの陰かげ 熱ねつにうなされる夜よる 誰だれのための夜よる
木漏こもれ日びの朝あさを捨すてて 何なにを癒いやすために都会とかいを茹ゆでるの

誰だれもが望のぞんでる 景色けしきは似にたようなもんで
目めに映うつる現実げんじつのイビツさにも慣なれ合あえる
忘わすれがちな僕ぼくら

陽ひの当あたる丘おかへ
道みちは続つづくよ どんなに曲まがりくねってても
いつの日ひか君きみと 遮さえぎるものの無ない場所ばしょで
Hug したい そう、いつか

ニュースに吠ほえてる裏うらで ほくそ笑えむ輩やからたち 誇ほこれるのはどっちだ?
額ひたいに汗あせした禄ろくを他人たにんがバラまく 浮世うきよの奇跡きせき

ひたすら耐たえる時代じだいの美徳びとく ひけらかすためだけの美学びがく
目めに浮うかぶ切実せつじつな イラストとは違ちがう近未来きんみらい
どこで間違まちがえたかな

どんな朝あさでもいい
目めが覚さめるなら 今いまを変かえられるなら
いつまでも君きみと 見みつめ合あってたい生いきてたい そう
Hug したい もう、起おきてよ

見逃みのがさないで あきらめないで 手てを伸のばす限かぎり届とどく日ひが来くるよ きっと

苦くるしみと希望きぼうを抱かかえて
明日あすの風かぜの中なかへ飛とび立たっていく

陽ひの当あたる丘おかへ
道みちは続つづくよ どんなに曲まがりくねってても
いつの日ひか君きみと 遮さえぎるものの無ない場所ばしょで
Hug したい そう、いつか
もう、起おきてよ