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とおくにえた街並まちなみ いつのにかちかった景色けしきおな
おびえててなくなっても なみだにじ明日あすおしえてくれる

きみからもらった言葉ことば ぼくきる意味いみらしてくれた
「もうすこつよくなれたら…」なんておもってみても仕方しかたないよ

ゆめ途中とちゅう」そう気付きづいたら なんだかちょっとらくになって
こたえなどくていいんだよ ぼくほほすこあけまる

とおえたそらんでいて 泡沫うたかた日々ひびまよわんとした
るぎないこのむねなかおもいをたくして おもいをしんじて
ぼくはただ明日あすあるこう たとえそこにねがとどかずとも
わらないあの言葉ことばだけを このかかえて このかかえて

きみとね 出逢であったことがえなくなった場所ばしょしめしてくれた
そうしてわかえたよ ぼくきみおんなよわさをってる

どうしてなんだ?みんなかかえてるこわさや不安ふあんかくしたりして
つよくない」ってそうったら くらにごったやみあかとも

つたえたいことがあふれてきて あのそらこうへながれてゆく
ぎこちない言葉ことばでしかないけど 今伝いまつたえたくて 今届いまとどけたくて
連綿れんめんとゆく時間ときなかぼくたしかにここで呼吸いきをする
やわらかいひかりびれば またまして またあるせる

ぼくきた「あかし」をのこそう それをいつのか「ゆめ」と名付なづけよう
つつましくも意味いみる「あかし」を 意味在いみある「ゆめ」だと たしかな「ゆめ」だと
ぼくは「いま」をしんじてあるこう たとえそこにいのかなわずとも
まれゆくすべての言葉ことばたちを このかかえて このかかえて