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真昼まひるつきひかりびても ことごとえてくまぼろし
つたなみだ今宵こよい綺麗きれいで とめどなくあふれてはえる調しら

おもせてがるひと きみぞそれをねがえどびと
めぐ四季しき中誰なかだれふて 一人夕凪ひとりゆうなぎゆびわす

黄昏たそがれ風吹かぜふまぬよう まぶた裏側うらがわいのりをして
一抹いちまつゆめゆだ白々光しらじらひか

真昼まひるつきひかりびても ことごとえてくまぼろし
つたなみだ今宵こよい綺麗きれいで とめどなくあふれてはえる調しら

ゆるはなのひらにとて やがてそれもてるさだ
かすきみよいつぞえて かくもむなにまた時間とき

数多あまた光色褪ひかりいろあせぬよう 揺蕩たゆと星々ほしぼしをはた見上みあげて
永遠えいえんゆめむねしずかにかぶ

たぎ生命いのち岸辺きしべわたれど きみ辿たどかずしては眼醒めざめる
はなねがいは今宵こよい綺麗きれいとどかずともあふれるあわ調しら

真昼まひるつきひかりびても ことごとえてくまぼろし
つたなみだ今宵こよい綺麗きれいで とめどなくあふれてはえる調しらべ とめどなくあふれてはえる調しら