友ともよ 君きみは変かわらずに 元気げんきにやっているのかい?
食堂しょくどうのテレビで 嫌いやなニュース流ながれたよ
目めをそむけたくなる事こと 胸むねを痛いためるべき事こと
出でて来きた定食ていしょくを食たべ始はじめたら忘わすれた

みんな我わがままな 現実げんじつの中なかで
愛あいとか希望きぼうを語かたり尽つくし
繰くり返かえす 深ふかい闇やみ

それでも探さがそう 信しんじ合あう 強つよい絆きずな 熱あつい想おもい
繋つながる僕ぼくらの過去かこと未来みらいが 途切とぎれぬように
愛あいされた記憶きおく それをただあなたに伝つたえる‥

父ちちよ 僕ぼくと同おなじ頃ころ どんな事ことを思おもったの?
時代じだいの荒波あらなみが 迷まよう事ことを増ふやしてる
母ははよ 人ひとを好すきでいる 力ちから どこで手てにしたの?
尽つきない欲望よくぼうが いつも肩かたを叩たたいてる

朝あさの光ひかりが 窓まどから差さし込こんで
孤独こどくの鎧よろいに 袖そでを通とおし
人ひとごみで口閉くちとざす

幼おさなき理想りそう 振ふりかざすだけじゃ済すまされぬ
見みつめた先さきは 複雑ふくざつな状況じょうきょう 出口でぐちはあるの?

それでも探さがそう 信しんじ合あう 強つよい絆きずな 熱あつい想おもい
繋つながる僕ぼくらの過去かこと未来みらいが 途切とぎれぬように
愛あいされた記憶きおく それだけを握にぎりしめ
愛あいしてる奇跡きせき それをただあなたに伝つたえる