夕焼ゆうやけ雲ぐもに願ねがい込こめて
この手紙てがみが届とどきますように
あの鳥とりになれたら 今いま 君きみの元もとへゆけるのに

もしも僕ぼくが消きえてしまったら
誰だれかが泣ないてくれるのかな?
君きみはひとりじゃないから
そう 想おもい出では忘わすれて生いきて

生うまれた痛いたみも 流ながれた月日つきひも
瞳めの奥おくで風景ふうけいに変かわる
僕ぼくらは走はしった
過あやまちに気きづいた
息いきを止とめて
静しずかに地ちに還かえる

荒野こうやのような街まち 見下みおろす
この丘おかも茜色あかねいろになる
明日あしたも変かわらずに どこかで
命いのちが生うまれては消きえる

ささいな悩なやみも 流ながした涙なみだも
瞳めの前まえで想おもい出でに変かわる
僕ぼくらは進すすんだ 疑うたがいもせずに
傷きずつけ合あい 優やさしさに気きづいた

なくした誇ほこりも 諦あきらめた夢ゆめも
瞳めを閉とじて あの星ほしに変かえる
僕ぼくらが見みつけた 小ちいさな答こたえは
いつかきっと 未来みらいを救すくえる

生うまれた痛いたみも 流ながれた月日つきひも
瞳めの奥おくで風景ふうけいに変かわる
僕ぼくらは走はしった
過あやまちに気きづいた
息いきを止とめて
静しずかに地ちに還かえる

ささいな悩なやみも 流ながした涙なみだも
瞳めの前まえで想おもい出でに変かわる
僕ぼくらは進すすんだ 疑うたがいもせずに
傷きずつけ合あい 優やさしさに気きづいた