光ひかりの中なかで みえないものが
やみの中なかに うかんでみえる
まっくら森もりの やみの中やみでは
きのうは あした
まっくら クライ クライ

さかなは空そらに 小鳥ことりは水みずに
タマゴがはねて 鏡かがみが歌うたう
まっくら森もりは 不思議ふしぎなところ
朝あさから ずっと
まっくら クライ クライ

耳みみをすませば 何なにもきこえず
時計とけいをみれば さかさま回まわり
まっくら森もりは 心こころの迷路めいろ
早はやいは 遅おそい
まっくら クライ クライ

どこにあるか みんな知しってる
どこにあるか 誰だれも知しらない
まっくら森もりは 動うごきつづける

近ちかくて 遠とおい
まっくら クライ クライ
近ちかくて 遠とおい
まっくら クライ クライ