まずは窮屈きゅうくつなロックンロール
柵さくだってなんだって 飛とび越こえてやるぜ
変へんなやつがギャギャーわめく もうそろそろ出でてもいいころだ
さらに窮屈きゅうくつなロックンロール
崖がけだってなんだって飛とび込こんでやるぜ
ハチキレそうになった まだまだやれるような気きもするが
古ふるくなった 壊こわれそうな くたびれたシューズ 底そこがぬけた
白しろい 真まっ白しろだ まるで 黒くろくない
ここは ここはどこだ 誰だれだデカイ声こえ
カビの生はえた路地裏ろじうらにきっと小ちいさな穴あながある
そこがきっと俺おれたちの明日あしたの寝床ねどこになるだろう
ときに、廃人はいじんのロックンロール