「今日きょうだけ泣ないてもいいですか…」

僕ぼくらは旅たびの途中出会とちゅうであった 未完成みかんせいなままの二人ふたり 何故なぜか時々空見上ときどきそらみあげるのは
君きみの心こころが穏おだやかなとき 笑顔えがおになれるまで 待まっている

今日きょうだけ泣ないても構かまわないですか 明日あしたから泣なかずに生いきてくから
別わかれの時ときがもうすぐ来くるんだね 夏なつの終おわりの 夕陽ゆうひのように
切せつなく輝かがやく君きみを 見送みおくる

希望きぼうに満みちてる今日きょうの君きみ 夢ゆめが叶かないますように 君きみの陰かげでエールを贈おくる
野のに咲さく花はなが咲さき誇ほこるように 喜よろこびの種たねを蒔まくのさ

別わかれの悲かなしみ すればするほどに 人ひとは優やさしく逞たくましい姿すがた
君きみに出会であう為生ためうまれてきたんだ でも…いいんだ…ありがとう
切せつなく輝かがやく君きみを 見守みまもる

君きみと出会であった日ひの事こと 忘わすれやしないよ
優やさしい自分じぶんに出逢であえた奇跡きせきも 君きみが居いてくれたから

今日きょうだけ泣ないても構かまわないですか 明日あしたから泣なかずに生いきてくから
別わかれの時ときがもうすぐ来くるんだね 夏なつの終おわりの 夕陽ゆうひのように切せつなく輝かがやく君きみを
別わかれの悲かなしみ すればするほどに 人ひとは優やさしく逞たくましい姿すがた
君きみに出会であう為生ためうまれてきたんだ でも…いいんだ…ありがとう
切せつなく輝かがやく君きみを 見守みまもる

「今日きょうだけ泣ないてもいいですか…」
「今日きょうだけ泣ないてもいいですか…」