光ひかりは照てらした 本当ほんとうの孤独こどくを
感かんじたくないから 気付きづきたくなかった
だから暗闇くらやみへ逃にげた
本当ほんとうの孤独こどくを 感かんじないでいいように

光ひかりは照てらした 本当ほんとうの喜よろこびを
失なくしたくないから 見みつけたくなかった
だから暗闇くらやみへ逃にげた
本当ほんとうの喜よろこびを 失なくさないでいいように

だけど
心こころが腐くさって しまいたくなかった
痛いたみを忘わすれて しまいたくなかった
本当ほんとうは 本当ほんとうは救すくわれたかった
光ひかりの中なかで

光ひかりは照てらした 本当ほんとうの暗闇くらやみを
感かんじたくないから 気付きづきたくなかった
だからその目めを閉とじた
本当ほんとうの暗闇くらやみを 感かんじないでいいように

だけど
心こころが腐くさって しまいたくなかった
痛いたみを忘わすれて しまいたくなかった
本当ほんとうは 本当ほんとうは救すくわれたかった
光ひかりの中なかで

心こころが遺つぶれて しまわないように
痛いたみを忘わすれて しまわないように
怖こわくて それでも光ひかりの中なかで その眼めを閉とじるな
いつか自分じぶんの心こころを愛あいせるように
誰だれかを心こころで愛あいせるように
眩まぶしくて 涙なみだが零こぼれて落おちた
光ひかりの中なかへ