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よみがな
このをつかんで こわくないから
何処どこまでもずっときみれてくよ
ちいさな傷跡きずあと けてわらうけど
きみいとしくてなにかんじない

ゆめのテント うつかげかさなる
ちゃんとぼくけとめてあげるから

ゆらゆら れながら ぼくらはただもとめてく
ばしているうでこうにきみがいて
はなれて ちかづいて ぼくらはただかえ
つないでいたうではなしたらやみなか
ちて―――――。

こぼれてくるのは 記憶きおくしずく
涙目なみだめ 鈍色にぶいろ かなしいせもの
みみをふさいでもひびわらごえ
世界せかいわるまであいをあげるよ

ふぞろいでも つばされたら
きっとぼく上手じょうずべるから

ゆらゆら れながら ぼくらはただあえいでて
ばしたさききみがほらわらってて
きずつけ めあって なみだがまたこぼれたら
からめていたゆびがほどけてゆっくりと、
ちて―――――。

ゆらゆら れながら ぼくらはただもとめてく
ばしているうでこうにきみがいて
はなれて ちかづいて ぼくらはただかえ
つないでいたうではなしたらやみなか
ゆらゆら れながら ぼくらはただあえいでて
ばしたさききみがほらわらってて
きずつけ めあって なみだがまたこぼれたら
からめていたゆびがほどけてゆっくりと、
ちて―――――。