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僕ぼくはまるで籠かごの中なかの鳥とり いつも誰だれかの掌てのひらで踊おどり
遥はるか遠とおい空そらを夢ゆめに描えがいて 与あたえられる物ものの中なかもがいて
飛とび立たつ事ことなど諦あきらめた 限かぎられた景色けしきにも慣なれた
繋つながれた鎖くさりの様ような明日あしたの重おもさで全すべて忘わすれてしまいそう
その時強ときつよい風かぜが吹ふいた 風かぜが見みえない殻破からやぶいた
ずっと思おもってた 何なにか違ちがうと 僕ぼくが飛とぶ空そらは何処どっかにあると
景色けしきは何なにも変かわっていないのに僕ぼくだけが変かわっていた
それはほんの一瞬いっしゅん 心こころは風かぜの声こえを聞きいた
「誰だれの為ための嘘うそをついているの?」
僕ぼくの手ては羽根はねになって あの空そらが僕ぼくの直すぐ傍そばにあった
この街まちの空そらでさえ 何処どこまでも続つづいてる事ことを知しったんだ
その風かぜは僕ぼくを追おい越こして 僕ぼくはそれに追おいつこうとして
籠かごの様ような部屋へやを飛とび出だした 必死ひっしで両手りょうてを動うごかした
一日いちにちがとても短みじかくて 街まちは思おもうより小ちいさくて
もしかしたら 僕ぼくは知しってたんだ 窮屈きゅうくつな日々ひびは自分じぶんで選えらんだ
何なにを怖こわがっていたんだろう?何なににこだわっていたんだろう?
何処どこを見みたって僕ぼくを縛しばってる物ものなど一ひとつも無ないのにさ
誰だれかの所為せいにしてみても結局自分けっきょくじぶんは自分じぶんだ 最後さいごには
何時いつかの風かぜに追おいついたらきっとこう答こたえるよ
「僕ぼくは僕ぼくの今いまを生いきているよ」
僕ぼくの手ては羽根はねになって この空そらを掴つかんで離はなさなかった
閉とじた眼めを見開みひらいて 見下みおろせば世界せかいはちっぽけなもんだった
「僕ぼくは僕ぼくの今いまを生いきているよ、活いきて行ゆくよ」
僕ぼくの手ては羽根はねになった どの空そらも僕ぼくの直すぐ傍そばにあった
何なにも彼かも飛とび越こえて 何処どこまでも飛とんで行ゆけると思おもったんだ
遥はるか遠とおい空そらを夢ゆめに描えがいて 与あたえられる物ものの中なかもがいて
飛とび立たつ事ことなど諦あきらめた 限かぎられた景色けしきにも慣なれた
繋つながれた鎖くさりの様ような明日あしたの重おもさで全すべて忘わすれてしまいそう
その時強ときつよい風かぜが吹ふいた 風かぜが見みえない殻破からやぶいた
ずっと思おもってた 何なにか違ちがうと 僕ぼくが飛とぶ空そらは何処どっかにあると
景色けしきは何なにも変かわっていないのに僕ぼくだけが変かわっていた
それはほんの一瞬いっしゅん 心こころは風かぜの声こえを聞きいた
「誰だれの為ための嘘うそをついているの?」
僕ぼくの手ては羽根はねになって あの空そらが僕ぼくの直すぐ傍そばにあった
この街まちの空そらでさえ 何処どこまでも続つづいてる事ことを知しったんだ
その風かぜは僕ぼくを追おい越こして 僕ぼくはそれに追おいつこうとして
籠かごの様ような部屋へやを飛とび出だした 必死ひっしで両手りょうてを動うごかした
一日いちにちがとても短みじかくて 街まちは思おもうより小ちいさくて
もしかしたら 僕ぼくは知しってたんだ 窮屈きゅうくつな日々ひびは自分じぶんで選えらんだ
何なにを怖こわがっていたんだろう?何なににこだわっていたんだろう?
何処どこを見みたって僕ぼくを縛しばってる物ものなど一ひとつも無ないのにさ
誰だれかの所為せいにしてみても結局自分けっきょくじぶんは自分じぶんだ 最後さいごには
何時いつかの風かぜに追おいついたらきっとこう答こたえるよ
「僕ぼくは僕ぼくの今いまを生いきているよ」
僕ぼくの手ては羽根はねになって この空そらを掴つかんで離はなさなかった
閉とじた眼めを見開みひらいて 見下みおろせば世界せかいはちっぽけなもんだった
「僕ぼくは僕ぼくの今いまを生いきているよ、活いきて行ゆくよ」
僕ぼくの手ては羽根はねになった どの空そらも僕ぼくの直すぐ傍そばにあった
何なにも彼かも飛とび越こえて 何処どこまでも飛とんで行ゆけると思おもったんだ