海辺うみべと夏なつの空そらの青あおに
鋏はさみを入いれ
四角しかくく切きり取とったら縫ぬおう

笑顔えがおや涙なみだぐんだ日々ひびも
並ならべ替かえて
綺麗きれいなシャツに縫ぬってあげる

そうね君きみとのこと もう切きれ切ぎれの
記憶きおくの断片だんぺんだもの
つぎはぎだらけだね 私わたしの人生じんせい

日々ひびの切きれはしを嘆なげきの針はりで縫ぬう
でも上出来じょうできよ このシャツ
色鮮いろあざやか
どの絵模様えもようにも愛あいがしみこんでる
風かぜをはらんで歩あるこう
見知みしらぬ街まち

いつか私わたしの生いき方かたも
色いろとりどりに見みえるかな

ボタンをつけてあげた 昔むかし
動うごかないで
動うごくと針はりが刺ささるかもね

時ときが深ふかい傷きずを癒いやしてくれた
痛いたみもいつしか消きえて
綺麗きれいな想おもい出でがあとに残のこった

日々ひびの切きれ端はしを嘆なげきの針はりで縫ぬう
袖そでのピンクは 初はじめて
キスした日ひの
襟元えりもとの青あおは別わかれた日ひホームで
着きてたブルーの布ぬのきれ
意味いみあるでしょ

今いまは悩なやんで生いきてても
綺麗きれいに見みえる時ときがくる

日々ひびの切きれはしを嘆なげきの針はりで縫ぬう
でも上出来じょうできよ このシャツ
色鮮いろあざやか
どの絵模様えもようにも愛あいがしみこんでる

風かぜをはらんで歩あるこう
見知みしらぬ街まち

いつか私わたしの生いき方かたも
色いろとりどりに見みえるかな