風かぜが吹ふいていたんだ
そっと笑わらいかけながら
あの土手どての小径こみちのツツジは咲さいたかな 今年ことしも

誰だれもがいつしか忘わすれてしまうけど
忘わすれない場所ばしょがある

君きみは夢ゆめをまだ追おいかけてますか
その手てで君きみは何なにかを見みつけましたか
答こたえは今いまも見当みあたらないから
きっとまだ夢ゆめの途中とちゅうさ

歌うたが聞きこえてきたんだ
昔むかしの友ともだちのように
初はじめて作つくった歌うたなら覚おぼえてるよ 今いまでも

信しんじることでしか前まえに進すすめないなら
信しんじてみてごらん

君きみは何処どこを歩あるいてゆくんだろう
その目めに君きみは何なにを映うつしてゆくだろう
答こたえをいくつ見みつけたとしても
ずっと続つづく物語ものがたり

川面かわもを染そめてったあの日ひの夕焼ゆうやけは
どうしてあんなにきれいだったの
泣なきたくなってしまうの 思おもい出だすたび

あの日ひの夢ゆめをまだ追おいかけてますか
その手てで君きみは何なにかを見みつけましたか
答こたえは今いまも見当みあたらないから
きっとまだ夢ゆめの途中とちゅうさ

夢ゆめの途中とちゅうさ