海鳥うみどりの声こえもとぎれて 船ふねの波なみの音おとさえも
あなたを見みつめた 横顔よこがおに消きえて
やさしさばかりで包つつんで さみしくなるのは どこか
あなたが遠とおくに いる人ひとのようで

二人ふたりはどこに行ゆくの 遊あそびのはずの大人おとなの恋こいでした
捨すてたいはずの思おもい出でに追おわれて 泣ないているよな 海峡かいきょう

あなたが求もとめた私わたしは 涙なみだぐんでいる 今いまの
横顔よこがおみつめて いる人ひとじゃないわ
海うみの色いろが深ふかくなるよに 心こころの奥おくからにじむ
あなたは本当ほんとうは もどれない だけど

愛あいしているのだから ここであなたの言葉ことばが今いまほしい
冷つめたい風かぜに運はこばれそうで 強つよく抱だいてよ 海峡かいきょう

私わたしと離はなれてしまえば どんなに楽らくでしょ あなた
横顔見よこがおみてたら 別わかれましょうと

言いい出だすつもりだった 言葉ことばが届とどかないよう願ねがってた
このまま少すこし幸しあわせの時間じかんを 止とめてください 海峡かいきょう
このまま少すこし幸しあわせの時間じかんを 止とめてください 海峡かいきょう